規格の種類が何であるかはともかくとして、ISOの認証取得をしようと思ったきっかけは、会社によって様々である。そのような中、時折“実態が追いついてないと感じるけど、これで取得して大丈夫か？”という相談を受けることがある。その時は、必ずこう答えています「そのような状態だからこそ、システムを構築し、取得するべき」
実態が追いついてない理由には色々ありますが、システムをつくりあげていくうえで、必要なデータ等情報がオープンにされていないというのが大半です。そのようになる理由は、各自各職場で“情報”というパンドラの箱を抱えているのです。しかしこのパンドラの箱を開けるためには、職制に頼っても開けることはできません（できないから、開けることなくずっと来ているのですからね）。そこで、ISOのシステム構築を上手く利用するのです。そうすることによって、箱を抱えている人が自ら開ける・開けざるをえないようになるのです。そして、パンドラの箱が開けられたことによって、会社全体のしくみがさらに良い方向へとステップアップしていきます。今の実態で認証が取得できるかな？と悩んでいる方は、逆にシステムを構築するという段階を経るということによって、実態が目指すべき方向へ変化していく事を信じて、ぜひ進めていきましょう。また、パンドラの箱を開けたいと思っていらっしゃる方は、ぜひシステム構築を上手に利用して箱を開けていきましょう。もちろん、それは新規に取得する時だけでなく、すでに取得されている組織でも、できることです。
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